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総文福祉常任委員会「4月の活動」

印刷ページ表示 更新日:2016年5月9日更新

総文福祉常任委員会県内視察

期日:4月28日(木曜日)
場所:新潟市内
 「NPO法人新潟ねっと」を訪問し、代表理事村山賢さん(社会福祉士)から引きこもり等についてお話を聞かせていただきました。
 村山氏本人もうつ病を患い、現在も薬を服用しているそうです。また、奥様も難病を抱えるなか、「病気だから社会に出る機会が減るのは不公平だ」と考え、自分らでできることをやるしかないと思い、新潟ねっとを立ち上げたそうです。現在、新潟市の空き家対策事業を利用し「イツモノトコ」という、ひきこもり等の人がいつでも自由に利用できる空間を作り、社会復帰に向け活動を行っております。また、津南町おいては社会福祉協議会と協力し、毎月第1・第3火曜日に「イツモノトコin津南」を開催していただいております。自分が何に向いているのか、何がしたいのか、難しい課題や悩みの解決のお手伝い、また、就労に向けたトレーニング等ご指導をいただいております。また、町内全戸の実態調査を可能な限り行ってみたいとの事でした。これを基にして、県内のおおよその実態が把握できるとのことです。
 我々議会議員はもとより、各関係機関ともぜひ協力していきたいと考えています。
 (ほか新潟県庁議会棟、新潟県警察本部交通管制センター、通信司令室を視察)
視察を終えて
 ひきこもり等については、家庭内のことのように感じていましたが、実際に経験された方のお話で実態がよく分かり、奥の深さを感じました。津南町でも、月2回ではなく、いつでも自由に出入りでき、就労支援ができる体制づくりを関係機関と連携し、作り上げる必要を感じました。
(担当:河田強一)

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