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野菜集出荷施設

印刷ページ表示 更新日:2014年10月27日更新

野菜集出荷施設

真空予冷施設「赤沢野菜集出荷場」

ここには2棟の野菜集出荷施設(予冷庫)があり、第一予冷庫には新潟県内に2つしかない真空予冷装置、第二予冷庫には天然の雪を使った雪室が備わっています。春から秋にかけて津南町中のアスパラガス、人参、キャベツ、大根、スイートコーンなどのほとんどの作物が集められます。野菜は午前の内に集められ、この真空冷却装置を使って、例えばスイートコーンであれば一度に1,200キログラムが40分で、キャベツのような葉菜類であればその約半分の時間に急速予冷することができます。野菜をすばやく冷却することにより鮮度を閉じ込め、採れたてのおいしさを保つことができるのです。そして湿度99%、温度5℃前後の雪室の中で保管し、その日の午後3時頃には、またすべて冷蔵トラックで鮮度を保ちつつ、主に県内や関東に発送されていきます。

野菜集出荷場(第一予冷庫)の概要

第一予冷庫

設置:昭和55年度野菜集団産地育成事業
位置:津南町赤沢地内
事業費:143,055,000円
施設概要:鉄骨平屋建て823.95平方メートル
予冷施設(真空冷却装置4パレット2槽)
貯蔵施設(保冷庫)

真空冷却装置(4パレット2槽)

真空冷却装置(4パレット2槽)

この真空冷却装置を使って、野菜を急速予冷することにより鮮度を保つことができます。

野菜集出荷予冷・保冷施設(雪室)の概要

雪室

「旧第二予冷庫」
設置:平成3年度農業生産体質強化推進対策事業
位置:津南町赤沢地内
事業費:143,000,000円
施設概要:鉄骨平屋建て720平方メートル予・保冷施設(強制通風式)

「雪室」(第二予冷庫を改築)
設置:平成22年度新潟県農林水産業総合振興事業
位置:津南町赤沢地内
事業費:43,197,000円
施設概要:鉄骨平屋建て720平方メートル雪室施設

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