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新年度の予算編成にあたり、これまでに引き続き財政の健全性を保ちながら、子育て・教育・福祉の充実、地域経済の進展、一層の住民負担軽減を柱とした「強くてどこよりもやさしいまち」づくりに向けた予算編成を行いました。
予算の規模は、一般会計予算が対前年比7.6%減の69億3,500万円、国民健康保険や下水道、病院事業などの特別会計と合わせた総額は、対前年比4.7%減の128億4,207万円となりました。
主な重点施策は以下のとおりです。
・定期バス運行補助、地域公共交通運行事業(定期路線バス運行費の補助や通園や通学、通院などのための有償運送事業及び乗合タクシー事業)
・ふるさとづくり開発推進事業(ふるさと納税事務委託による特産品のPR)
・地域おこし協力隊の増員
・長野県北部地震による地殻変動のための地籍補正調査
・要援護世帯除雪事業、施設通所交通費助成、障害者介護給付事業、臨時福祉給付金事業
・保育園整備事業(保育園整備に向けた調査)
・不妊治療費助成、産後ケア助成、子ども医療費助成
・健康増進施設(クアハウス津南)管理運営事業
・町立津南病院への運営費補助
・農産物認証制度補助事業(津南町認証米の奨励)
・小水力発電所管理(農業用導水路を活用した小水力発電による売電及び施設管理)
・中山間地域直接支払事業、多面的機能支払交付金事業
・後継者配偶者対策事業(各種講習会や交流イベント)
・グリーンツーリズム事業(農村体験型旅行受け入れや森林セラピー施設整備、移住定住促進)
・ニュー・グリーンピア津南整備事業
・橋梁修繕事業、町道改良舗装事業、雪寒地域建設機械整備事業(除雪車更新等)
・住宅改修補助(上限20万円)
・町営住宅(大船団地)整備事業(外構工事や駐車場工事、用地購入など)
・学校施設整備事業(津南小学校特別支援教室の増築)
・適応指導教室運営事業、特別支援教育振興事業
・文化財活用拠点施設整備事業(ジオパークビジターセンター機能を備えた拠点施設整備)
・ジオパーク推進事業(ガイド養成、主要サイト整備、看板設置など)
財政運営は依然として厳しい状況ですが、職員定数の適正管理による人件費削減や、経費削減を徹底し、最小の経費で最大の行政効果を図ってまいります。
町民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。