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災害時、特に地震災害では、建物崩壊、火災、土砂崩れ等の発生が予想されます。災害の規模が大きい場合、安全な場所に避難しなければならないこともありますので、勧告、指示が出されたら急いで避難してください。
勧告は町長、指示は町長、警察官、災害派遣を命ぜられた部隊の自衛官(その場に警察官がいない場合に限る)、知事又はその命を受けた職員が実施します。
勧告または指示がなくても、次の場合などは早めに判断し、自主避難をしてください。
避難するときは混乱防止のため、決められたルールと秩序を守り、お互いに協力しあうことが大切です。次の点に注意して避難しましょう。
いざというときに備えて、家庭に次のような非常持出品を準備しておきましょう。
避難するとき最初に持ち出すものです。
食料や水は三日分が目安で、重さは男性で15キログラム、女性で10キログラム程度が限度です。あまり欲張りすぎると避難にも支障があるので、できるだけ軽量でコンパクトにまとめ、いざというときすぐ持ち出せるところに置いておきましょう
正確な情報を得るための必需品です。小型で軽く、FMとAMの両方聞けるものがよいでしょう。予備の電池も忘れずに。
停電時や夜間の移動に欠かせません。光が強く、頑丈で防水性も高いマグライトは、非常時に強くおすすめです。予備の電池も多めに用意しましょう。なお、ろうそくは太くて安定性のよいものを
三日分程度は必要です。1人1日3リットルを目安として、9リットルほど用意しましょう。ペットボトル入りのミネラルウォーターなどが軽くて便利です。スチール缶入りはやや重いが、頑丈で保存期間も長いのが利点です。
屋根瓦や看板、ガラスなどの落下物から身を守るために必要です。避難路は思わぬ転倒事故も多いので、必ず用意をしましょう。
最低3日分は用意しましょう。カンパンや缶詰など保存期間が長く、火を通さなくても食べられるものが便利です。赤ちゃんがいる場合は、粉ミルクなども忘れずに。
下着、上着、靴下、ハンカチ、タオルなど。赤ちゃんがいる場合は紙おむつなども必要です。
ライター(マッチ)、軍手(革手袋)、紙皿、紙コップ、ナイフ、缶切り、栓抜き、ティッシュ、おしぼり(ウェットティッシュ)、ラップフィルム(止血や汚れた食器にかぶせて使える)、ビニールシート、生理用品など。赤ちゃんがいる場合は哺乳びんなども。
ばんそうこう、ガーゼ、包帯、三角巾、体温計、消毒薬、解熱剤、胃腸薬、風邪薬、鎮痛剤、目薬、マスク、とげ抜きなど。持病のある人は常備薬も忘れずに。
預金通帳、健康保険証、免許証など。住所録のコピーもあると便利です。現金は紙幣だけでなく、公衆電話用の10円硬貨も必ず用意しましょう。
離乳食、おむつ、タオル、ガーゼ、ビニール袋、ミルク、ほ乳びん、おんぶ紐、ベビー毛布など
脱脂綿、T字帯、母子手帳、新生児用品、サラシ、せっけんなど
災害復旧までの数日間を自活するための非常備蓄品です。
最低でも三日分、できれば五日分を用意しましょう。何度かに 分けて運ぶことができるので、非常食や水などは多めにストックしておくとよいでしょう。
そのまま食べられるか、簡単な調理ですむものが便利です。定期的に期限を確認し、古いものから食べて、いつも新しいものを補充しておきましょう。
一般的な保存期間の目安は、缶入りで3~5年、ペットボトル入りで1~3年程度(冷暗所に置いた場合)。随時、保存期間の確認をしましょう。飲料用だけでなく、生活用水の確保も忘れずに。
燃料は短期間なら卓上コンロや固形燃料で十分です。ガスボンベも多めに用意をしましょう。その他に、洗面具、スリッパ、トイレットペーパー、生理用品、ビニール袋、ラップ、新聞紙、ロープなど。
避難生活が長引く場合、あると便利なものを用意しましょう。なべ(コッヘル)、携帯トイレ、使い捨てカイロ、裁縫セット、雨具、ガムテープ、地図、さらし(包帯、おしめ、手拭い、ロープ、風呂敷などにも使えて便利)、筆記用具(マジックなど)、スコップ、文庫本など。子どもがいる場合は教科書、ノート、ぬいぐるみなども
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