自律に向けた取り組み
自律に向けた町づくり報告書
津南町の自律に向けた町づくりについて
津南町は、全集落を対象に行った集落懇談会や18歳以上を対象としたアンケート結果及び議会の議論等を経て、平成17年3月の合併特例法の期限までの市町村合併は選択せず、自律した町を築いていくこととなりました。合併しようとしまいと津南の地域は存続し人々はそこで暮らし続けます。そのための地域戦略をたて、孫子の代までその地域となりわいを残せるかという視点にたった自治体サービスのあり方、住民と行政のあり方を、住民との協働作業で進めることが重要であります。先人が築いた財産の上に夢と誇りのある町を、町民・行政・議会が一丸となって築いてまいります。
自律の方針を受け、平成15年4月1日に総務課内に自律推進室を設置し、平成15年、16年の2ヵ年をかけて次の事業について重点的に取り組みました。
- 全事務事業の見直し
全職員が自分の行っている事務、事業を見直すため、詳細を点検表に記入し、課内、自律推進室、所属別自律推進リーダーで評価しました。 - 分野別自律推進チームによる具体的な町づくりの検討、構築
全職員が分野別に分けた自律推進チームに参加し、事務事業の見直し、課題整理をした後、津南町をどのような町にしていくのか具体的な施策を検討、構築しました。平成15年10月にチームを立ち上げ、週1回のペースで議論を重ねました。(会議回数延べ391回)
平成16年度に「新生津南町自律に向けた町づくり報告書(自律計画書)」を策定し、計画の進行管理を行いながら、事業の実施に取り組んでいます。 - 人事・給与・機構等の見直し
・さまざまな行政課題に迅速に対応するため、簡素で効率的な組織体制及び職制の整備を図りました。
・平成16年10月1日から新しい組織体制でスタートしています。 - 予算・税財政の見直し
・限られた資源・予算を効果的に業務に投入するとともに、新しい町づくりに向けた財政計画を立てます。
・国の税財政制度、交付税制度改革を踏まえたシビアな財政シミュレーションを作成していきます。
町民町づくり検討委員の皆さんと職員で検討してきた、自律に向け町づくり報告書が完成しました。今後は計画の進行管理をしっかり、あらゆる場面で見直しながら時代に即した計画にしていきます。概要版をアップしましたのでご高覧いただき、ご意見をいただければ幸いです。なお、本編が必要な方はご連絡ください。
<関連情報>